子供たちが生きていく日本のために私たちができること

  テスラ―のCEOイーロン・マスクの次の発言はあまりにも有名です。

「あたり前のことを言うようだが、出生率が死亡率を上回るような変化がない限り、日本はいずれ存在しなくなるだろう。」


自民党の石破さんもテレ東の番組でこういったことを言っていました。

「毎年人口が100万人減っていく、地方が小さくなる、中間層の可処分所得は減っている、日本は滅びていかないと考える方がおかしいでしょう」


まだまだ先のことと想定されていた危険水域の最低出生率が6年前倒し実現し、通貨価値が下落し円安も進む。コロナ、他国の金利上昇いろいろな要因が重なり一時的なことかもしれませんが、見ないでおこうとしていた日本の現実が見えはじめてきている気がします。


私には2人の子供がいます。

私たちの子供たちが生きる日本はどうなるのでしょうか。


年金の支払い期間延長が議論され始めました。いままでは59歳まででしたが、64歳まで支払うことになりそうです。


ネットを見ると自分たちの年金はどうなるのかとか、払った分もらえなくて、今の高齢者だけが得をしているとか不平不満が書き込まれています。


私も以前はそういう風に思っていました。

でも現実が見えてきて、考えが変わってきました。

そんな自分の損得だけを考えていてはいけないと思います。


自分の利益だけを考えていては、日本が滅亡していく方向、生きづらい国になっていく方向に同調していくことになると思います。

自分が生きている間だけでいいとか、日本はどうせ終わっていくという考え方には私は真っ向から抵抗していきます。私たちの子供たちや未来の日本の子供たちが幸せに暮らしていける国にしていかないといけないと思います。

そのために、国が滅亡する方向に小さくても、自分ができる範囲でちっぽけでも抵抗していきたいと思います。

政府のせいにしたり、丸投げの期待をするのではなくて、私たち自身で、民間がやっていくしかないと思います。


これから恐ろしい勢いで人口が減ります。

一方で高齢者は増えますから社会保障費(医療費、薬代、介護費等)は増えていきます。これらは国を滅亡させる方向にむかわせます。

この方向に抵抗することとは、我々の世代が高齢化しても子供世代に負担をかけることなく、むしろ子供世代をサポートすることだと思います。


高齢者が若者の生活をサポートするにはどうすればいいでしょうか?

例えば、ロボットが普及するまでの間、将来ロボットがするであろう単純な労働を低賃金で高齢者が担い、生産性の高い仕事を子供たち世代が行うとか。


私なら鍼灸マッサージ師として、医療費負担なしで現役世代のからだのケアをして働きやすいようにするとか。高齢者の医療費負担が少なくなるよう高齢者のケアをするとか。子育て世代の治療はボランティアで無料で行うとか。


今の高齢者がたくさん年金をもらっているのに自分たちがもらえないのは損だと考えるのではなく、むしろこれからの人たちの負担を減らしてあげる方向にするにはどうしたらいいか。私たちの団塊ジュニア世代が塊になって進めたらいいなと思います。


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